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アナリストも人間である プリント メール
2012/01/03 Tuesday 12:36:48 JST

 

『ウォール街のランダムウォーカー』著者のバートン・マルキュール氏はアナリ

ストに対して懐疑的です。彼は次のように言っています。



「概して彼らは非常に怠慢で、自分たち独自の利益予想を作ろうともしない。彼

らは、他のアナリストの予想を借用したり、企業の経営者が配布する数値を咀嚼

することさえせず鵜呑みにする」(『ウォール街のランダムウォーカー』p221)



私はアナリストの実態を見たことがないのでわかりませんが、彼は複数のアナリ

ストとも交流があるためこのように書いているでしょう。ただアナリストにも優

秀な人とそうではない人がいると思いますので、全員がこのような人たちだとは

思えません。



しかし覚えておいて欲しいのは、アナリストもサラリーマンだということです。

あなたと同じように上司や同僚がいて、失敗すると怒られたりして毎日を生きて

いる人たちです。家族がいたり子供がいたりする人も多いでしょう。



その人たちが多少保守的になるのは、あなたの経験上からも予測できるのではな

いでしょうか。他人と同じであれば怖くないと思ったり、責任を誰かに押し付け

ようとしたり、そのようなことはアナリストの間でも起こっているはずです。



簡単に言うとアナリストも生身の人間なのです。人間であればミスも犯しますし、

プレッシャーに弱かったりします。そんな人間が作っているのがアクティブファ

ンドなのです。アクティブファンドの運用の責任はアナリストやファンドマネー

ジャーが取ります。運用成績が悪ければ上司に怒られたり、最悪のケースだとク

ビになったりします。



バートン・マルキュール氏は、そのような人たちに自分の大切なお金を預けてよ

いのかと疑問を抱いています。それであれば市場平均に自動的に連動し、人間の

意志が働かないようになっているインデックスファンドのほうが良いのではない

かと思っているのです。これについてはいろいろ意見があると思いますが、今の

ところ私も同感です。

 

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最終更新日 ( 2012/01/03 Tuesday 12:38:22 JST )
 
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