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アナリストが正直だとは限らない!? プリント メール
2012/01/10 Tuesday 07:30:50 JST

 

最近では株式投資の雑誌に「この株式は買い!」「この株式は保有し続けるべき!

」「この株式は売り!」などといった情報がたくさん載っています。しかしそれ

を真に受けてしまうのはいささか危険です。



なぜならアナリストは必ずしも自分が本当に思っていることをそのまま書いてい

るとは限らないからです。特に現在のアナリストは「売り推奨」の記述はほとん

ど書かない傾向にあります。なぜなら「売り推奨」を書くと、その企業から訴え

られる可能性があるからです。



「不動産王ドナルド・トランプの会社がカジノ事業の資金を調達するため、「タ

ジ・マハール」債を発行しようとした時のことだ。「金利が支払われる可能性が

低い」として、そのアナリストは債券の引き受けに反対するコメントを出した。

激怒したトランプが、「訴えてやる」と証券会社に脅しをかけたため、その勇気

あるアナリストは即刻首になってしまったのだ」(『ウォール街のランダムウォ

ーカー』p224)



アナリストもサラリーマンですので自分の身が可愛いに違いがありません。自分

の生活を脅かしてまでリスクをとって、「売り推奨」の記述を出す人はなかなか

いないのです。よって雑誌に書かれている記述をそのまま信じるのは危険です。



「おそらく、アナリストが「買い」という時、本当は「ホールド」と言っている

に違いない。そして彼らが「ホールド」という時には、「この屑みたいな銘柄を

今すぐ叩き売ってしまえ」と言いたいところを婉曲に表現していると考えるべき

なのだ」(p225)



このような背景知識を持っていない人は、雑誌の情報をそのまま信じて株式投資

を行います。しかしそれで失敗するのは目にも明らかなのです。

 

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最終更新日 ( 2012/01/10 Tuesday 07:32:03 JST )
 
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